喫茶午後｜きたなシュラン星一つを獲得したハンバーグカレーが食べられる豊島駅の老舗喫茶

豊島園の駅のそばにある映画館の横には、ピザ屋やイタリアン、中華料理と飲食店エリアが充実しています。

その飲食店エリアに「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「嵐にしやがれ」など様々なテレビでも取り上げられたお店があります。

その名も「喫茶午後」

名前の通り、外観からして昭和からずっと続いている老舗の喫茶店。
豊島園の飲食店エリアをひっそりと佇みながらも数々のテレビに紹介された「喫茶午後」を紹介していきます。

きたなシュラン 星一つ獲得の「喫茶午後」とは？

きたなシュラン　喫茶午後　外観

まず「きたなシュラン」とは何か？
という話になりますが、きたなシュランとは「とんねるずの皆さんのおかげでした」の一つのコーナーで、お店の見た目はあまり良くないけれど、味が美味しいお店を取り上げていくコーナーです。

どうやら「喫茶午後」がきたなシュランに選ばれた理由の一つは、このお店の外観にあるそうです。

きたなシュランという賞の名前ですが、「喫茶午後」は、全然汚くないのでご安心を！笑

どちらかというと雰囲気のあるお店ではあると思います。

なんか純文学の作品の中に出てきそうなそんな雰囲気ですね。

個人的にはレトロな雰囲気があって好きですが、確かにたまたま豊島園にきた人が、数ある飲食店の中から、「このお店にしよう！」と思うような外観ではないのかもしれないですね。

きたなシュラン　喫茶午後　内観

お店の中に入るとこれまた昭和の雰囲気を匂わせるお店の内観。
カウンターの上には芸能人のサイン色紙が飾られています。

じっくりとサインを確認したわけではないのですが、「とんねるず」サインはあったけれど、「嵐」サインは見当たりませんでした。

他にはアンジャッシュの渡部さんや鈴木奈々さんのサインが飾られていた記憶があります。

お店には失礼ですが、お店に似つかわしくない面々のサインが飾られていて、逆に言えば、それだけ料理の方の期待が高まります。

きたなシュラン　喫茶午後

ちょうど席の横には「きたなシュラン」の賞がありました。笑

生で見るのは初めてです。

そういえば、とんねるずの番組に出た時に店主さんが喋りすぎるという理由で少し星を減点されたそうです。笑
「食べログ」にも店主の話が止まらないというレビューが数々とあったのですが、ご高齢な店主さんはお店にはいましたが、椅子に座りながら、お客さんが料理を楽しむお店の風景を楽しんでいるようでした。笑

喫茶午後のメニューは？

喫茶午後　メニュー

ちょっと照明の反射で見えづらい部分がありますが、こちらが喫茶午後のメニューとなっています。

テレビでも紹介された看板メニューは「ハンバーグカレー」ですが、他にも「エビピラフ」や「ナポリタン」と昔ながら喫茶店メニューもありながらも「ピザ」や「原宿ドック」というメニューもあります。
「〇〇ピザ」と書かずに、ただ「ピザ」と書いてあるのも昔ながらの喫茶店って感じがしますね。

「原宿ドック」がどんな食べ物かも気になるところです。

「喫茶午後」のハンバーグカレーとコーヒーを注文！

はじめて訪ねたお店で「ハンバーグカレー」という看板メニューもあるので、そこが例にならって「ハンバーグカレー」を注文しました。

そして、食後にコーヒーを！

そういえば、コーヒーが美味しいお店のカレー屋さんってカレーも美味しいと聞いたことあります。
確かにカレーとコーヒーの組み合わせって合わないようで合うんですよね。
なんかホッとするというか。

お店の雰囲気を楽しみながら待っていると、最初にスープが運ばれてきました。

喫茶午後　わかめスープ

スープはわかめスープでした。

味は見た目から想像できる「THE わかめスープ」といった感じです。

オーソドックスな味ですが、でも、逆にこういう味を味わったのは久しぶりな感じがします。
スープを味わっていると「暑いのでお気をつけください。」とハンバーグカレーが運ばれてきました。

喫茶午後　ハンバーグカレー

これぞ日本のカレーといった感じですね。

わかめスープと続いて、カレーもまさに「こういうカレーでいいんだよ」って感じの見た目のカレーです。

福神漬けも嬉しいです！

長年続いているお店の秘伝のカレーが美味しくないわけがないですよね！
「このカレーの〇〇が美味しい！」という感じではなく、「あっ、、美味しい！」みたいな美味しさです。笑

辛さは中辛ぐらいで辛いのが苦手な方でも美味しく食べれると思います。

ハンバーグがまたいい味を出していて、ハンバーグにスプーンを入れると肉汁が溢れて、カレーの旨味が増します。

カレーが食べ終えることになると、コーヒーが運ばれてきました。

午後喫茶　コーヒー

これまた可愛らしいコーヒカップに入れられたコーヒーが運ばれてきました。

コーヒーはまたカレーを食べた後にちょうどいい苦味とまろやかさがあるコーヒーです。

ここでカレーを食べたら、コーヒーも必須ですね。笑

こういう長年引き継がれている味を提供してくれるお店に行くと、実家に帰ってきたときのような安心感がありますよね。笑

「喫茶午後」の口コミは？

ハンバーグカレーとダジャレのお店。「喫茶午後」 -<カレー細胞>-

最近、豊島園エリアの飲食がオシャレになってきています。
ピザの有名店「アオキ」の姉妹店「タッポスト・チャオラ」に、かき氷とカレーの店「八」、その他ワインバルにロンドンパブにトルコ料理屋に・・・

しかし、そんな変化はどこ吹く風とばかりに、さざれ石のように鎮座する喫茶店がひとつ。

「喫茶午後」

文字通りモスグリーンに覆われたファサードはもはや自然風景。

店内はミッド昭和な記号がぎっしり。
深い意味はないけど帆船のポスター、とか昭和あるあるですよね。

店内にはたくさんのサイン、そして・・・

あのキタナシュラン（キタナトラン）の人形が。

この素朴な喫茶店がなぜここまでテレビに注目されているのか？

第一の理由は、その渋すぎる外観。

そして第二の理由は・・・

ご高齢のマスターの、ほとんど全てがダジャレというキャラ濃すぎなトーク（笑）

とんねるずの番組でもメインの二人のトークにダジャレを被せすぎて星を減らされたというほどのツワモノなんです。

食事メニューはサンドイッチの他はハンバーグ定食とハンバーグカレーのみ。
看板メニューであるハンバーグカレーは単品890円、コーヒーつきで1100円となります。

喫茶店ですからやはりコーヒーは欲しいところですね。

★ハンバーグカレーコーヒーつき¥1100

おぉ、実に家庭的なビジュアル。
万人がイメージする典型的ジャパニーズカレーライスといえましょう。

味のほうも期待通りの家庭的カレー。
独自ブレンドした秘伝ルーとのことですが、ブレンドに用いたと思われる複数のカレールーの箱が棚に普通に置いてあるあたりが微笑ましいです。
ハンバーグも、これまた家庭的ですね。

食事中もマスターのトークは続きますので、相づちばかり打っていると食事が進まないことに注意です。

「コーヒーにお砂糖とミルクは？」と訊かれたので「ブラックで」と返したら、

「お客さん、コーヒーに関してはワンとスリーのあいだですねぇ」

なんてコトバをいただいちゃいました。

マスター、最後まで徹底していて素晴らしいですね。

何故かレジ脇で100円サングラスを売っているのもツッコミどころなんですが、長くなりそうなので今回は遠慮しときました（笑）

●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

参照元：食べログより